ぐぐるTV日本上陸は来年?

…というのが今回のGDDでの最大の収穫かなぁ。
懇親会に申込み損ねてしまったのでなんだか不完全燃焼みたいな感じになってしまいました。
ぐぐるTVが面白そうだったので講演の雑感。


・ぐぐるTVは現在アメリカ版のみ。来年国際版を出す予定だよ
 まあ今日本に上陸されてもしょんぼりなので、少しアメリカで初速つけてから来てもらった方がいいね。このままだと来年でも微妙だけど…
・タッチパネルがないのでDPAD(方向キー)での操作になるよ
 トラックボールか何かもあるようだけど、基本的に方向キーで操作できるようにしてくれ、とのこと。
 …ちょうど前日に思い立って互換性ネタを書いた時にカーソルキー使えるようにしとこうぜみたいなことを書いたんだけど、Google TVが来たらこの対応は必要だろうなとは思ってたのでちょっとタイムリーだった。もう一つはIS01もしくはAZみたいなブックタイプ(俺はChrome Bookはコケると思っているので)
・TVではアクションバーは上ではなく左に来るよ。
 縦方向はListViewのせいで非常に(論理的に)長くなるので、DPADでの上下移動が大変。アクションバーなどの切り替えは基本的に左右に振るのがいいよ。講演では横3ペインのデザインを推奨していた。
 これは当然だと思う。あと横に長く上下に狭いので上下方向にものを並べると狭いしね。
 この辺は昔作った(黒歴史の)拙作2chブラウザでも初期(2年前)からlandscape(横長)モードではツールバーを左に置くといった対応をしていたのだけど、当時は全く見かけなかったし今でもあまりやられてない対応。やっと時代が俺に追いついたってことだな!!まあ某2chブラウザのカーソル対応は死んでたわけだが(ダメじゃん)
・GoogleTVとタブレットのresourceの切り替え方法については言及がなかった
 両方largeとかxlargeじゃ区別つかないじゃん。どーすんのよ。
 論理的にはlayout-notouch-largeとかで区別してねって話になるべきところなのでなんでそう言わないんだろうかと思った。もしかして現行のGoogle TVってトラックボールカーソルがtouchscreenを詐称していて区別がつかないみたいなグダグダ展開だったりするの?もしそうなら今すぐやめさせて欲しいんだけど、そんなことはないと思いたい。
 というわけでタブレットとTVはnotouchで区別したいね。ほんとはresourceタイプに「タッチはあるけどキーボード優先のデバイス」があってもいいと思う。
 このやり方の利点はTVもそうだけどAZのようなノート風デバイスにも全く同じアプローチが可能なこと。IS01なんかはnotouchで区別できないので、キーボード優先指定が欲しいなぁ。タッチを必須とするアプリが使用できる一方で、キーボード操作レイアウトを持つアプリはキーボードでも快適操作、だと嬉しいよね。
・TVはすっごい視聴時間長いよ論
 …うん、言いたいことはわかるんだけど、その理論で任天堂もSONYもMSも死屍累々の山を築いてきたんだよね…。
 でもブレイクしたら逆にセットトップボックスがゲーム機を駆逐する、みたいな未来もあるのかもしれない。周辺機器もUSB/Bluetoothによる共通化が可能だし開発環境が激安だから業界構造を変えるかもしれないよね。
 とはいえ日本だとセットトップボックスはあまり一般的じゃないからなぁ。アメリカだとCATV会社に採用させたら一気に行く可能性はある。
 でもなんだろうね、この3DO臭みたいなの。

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